はじめに~雪はライバル
敵もさるもの、ひっかくもの。雪国にいる以上避けられないのが、雪かきです。これ手ごわし。まあ、嫌いと片付けてしまうのも一案ですが、越えねばならないライバルと位置付けて、攻略法をめぐらすのも一興な気がします。
実践をふまえた雪かきを扱うサイトも少ないようでしたので、自分の経験や考えを記してみるとともに、積雪と好ゲームを繰り広げるユキカキスタの皆さんの応援もできたらな、と思います。
自分のスタンスとして初めに言っておくと、もしあなたが機械や設備を用意できたり、業者や近しい方にお願いできる状況にあるのであれば、そうすべきです。それはライバル相手に有利に展開するためのまっとうな戦力補強。遠慮はいりません。ただうらやましいだけです。
ですが、なかなかそういう状況にない方の方が多いのではないでしょうか。体力が無尽蔵にあれば、雪を投げる場所がふんだんにあれば、たいして考えることもありません。不足が生まれてしまうのなら、考えるしかない。ここで戦略的雪かきを研究してみます。
考える そして 投げる
雪国に初めて住むことになった方への準備にもなれるよう、心がけていきます。多分、店に行っても、何買ったらいいかわからんと思うしー。
では、皆さんの本日の健闘も祈って。それと、あなたのおうちはあなたが主力です。故障によるシーズン途中の離脱には、くれぐれも気を付けて。
注釈です
雪を「投げる」は方言みたいですね。それでもちょっと調べた感じ、東北や北陸など雪の降る所だと「投げる」で通りそうです。「捨てる」が標準語なんでしょうけど、どうもしっくりこない。「捨てる」だと堆雪場なんかを想像させます。例えばトラックで運んでの排出など、事業者の行為じゃないかと。人力なら「投げる」か「かく」あるいは「はねる」。「かく」は雪を除くところが主眼、「投げる」だとその雪の行方が焦点でしょうか。「はねる」は雪自体が少し軽いかな。というわけでここは、何事もなかったかのように、つらっと投げました。
おわり